今回は太田市世良田町にて外壁塗装工事から3年後の様子をご紹介します。

はじめに、モルタル外壁の様子です。
およそ15～18年の耐久力を備えた良品質で低コストの遮熱シリコン塗料を使用して塗装しました。
しかし、塗料に耐久性があっても、紫外線や自然現象によって塗膜の劣化は起きてしまいます。
そして、モルタル外壁の劣化症状には、塗膜の剥離、色褪せ、コケ・藻、カビの発生などがあります。
また、クラック（ひび割れ）が起きることもありますので、クラックの有無と深刻度も点検していきます。

塗膜の剥離など、注視していた劣化症状やクラックはありませんでした。
続いて、軒裏天井の様子です。塗膜の剥がれ、雨染み跡がないか確認していきます。

外壁と同色の軒天ですね。
写真では分かりづらいかもしれませんが、異常ありませんでした。

次に、雨樋の様子です。
雨樋のへこみ、取り付け金具のゆるみ、塗膜の剥がれがないかを確認していきます。

取り付け金具に緩みはなくしっかりと固定されていました。
塗膜にも異常ありませんでした。

最後に、瓦屋根の様子です。
もともと、瓦屋根は雨水を吸収することがないため、塗装によるメンテナンスが必要ありません。
しかし、状態の確認が容易でない場所だからこそ、このような定期点検時に、
瓦のズレ・割れ、漆喰の状態などの確認しておくことができれば、予防と対策が立てられます。
早速瓦の状態を確認していきましょう。

均一に並んだ瓦の様子から、瓦のズレも割れもない様子が見て取れますね。もちろん、漆喰も異常ありませんでした。

これらの以外の付帯部の点検を行い、今回の3年点検が無事に終了しました。
1年点検に引き続き、3年点検でも異常はありませんでした。
早期発見と安心できる住環境のために、今後も、これまでどおり定期的な点検を行ってまいります。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

次回は2022年7月に行う5年点検です。
定期点検のご協力をいただき、ありがとうございました。

富澤