今回は北群馬郡榛東村にて外壁塗装工事から3年後の様子をご紹介します。

まず、サイディング外壁の点検です。
3年前は遮熱効果のある低汚染遮熱シリコンプランで塗装しました。
雨水が外壁の汚れを洗い流し外観が長持ちするだけでなく、塗料の遮熱性により室内の温度上昇を抑え、熱による塗膜劣化も防いでくれるワンランク上の塗料を使用しています。

外壁塗装の塗膜は、太陽光に含まれる紫外線や自然現象、耐久年数によって劣化していきます。
塗膜の劣化や剥離、構造体に影響を及ぼすひび割れや欠損、色褪せがないかなどを重点的に点検していきます。

塗膜が剥離するとコケやカビなどが発生しやすい状態となりますが、それらは発生しておらず、とても綺麗な状態でした。

また、サイディングボードの繋ぎ目には、ボードの隙間を埋めて内部へ水や汚れの侵入を防ぐためのコーキング材打ってあります。
コーキングの弾力が失われていないか、亀裂や隙間はないかなども点検していきます。

こちらも、弾力があり問題ありませんでした。

次に、軒裏天井の様子です。
塗膜のはがれ、雨ジミ跡がないか確認していきます。

軒天も異常ありませんでした。

こちらは、雨樋の様子です。
取り付け金具のゆるみ、塗膜のはがれがないかを確認していきます。

多少の汚れの付着はありましたが、取り付け金具の緩み、塗膜の剥がれもありませんでした。

最後に瓦屋根の確認の様子です。
元々、瓦屋根は雨水を吸収することがないため、塗装によるメンテナンスが必要ありません。
しかし、屋根の確認はなかなかご自身ではできません。気軽に確認できない部分だからこそ、
このような機会に、瓦のズレ・割れ、漆喰の状態を確認して、「異常なし」のご報告できれば安心いただけます。
万が一、異常を発見した場合でも、早い段階でご報告できれば、そのあとにかかるコストを抑えることもできます。

ご覧のとおり、瓦のズレ・割れも、漆喰の剥離もありませんでした。

これらの他にも付帯部の点検を行い、今回の3年点検が無事に終了しました。
1年点検に引き続き、3年点検も膜に異常はなく、とても良い状態でした。
残りの定期点検もしっかりとメンテナンスさせていただきます。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

次回は2022年4月に行う5年点検です。
定期点検のご協力をいただき、ありがとうございました。

富澤