今回は高崎市高浜町にて屋根外壁塗装工事から1年後の様子をご紹介します。

まずは、屋根点検の様子です。屋根は、スレート屋根です。
スレートは粘板岩を薄い板状に加工した屋根材で、粘板岩を素材としたものは「天然スレート」と呼ばれ、
セメントに繊維素材を混ぜて薄い板状に加工したものは「化粧スレート」と呼ばれます。
「カラーベスト」「コロニアル」等の商品名で呼ばれることもあるほど、現在最も普及している屋根材です。
カラーバリエーションが豊富で外壁の色に合わせやすく、平板・波型と種類もあり、デザイン性が高い事が人気の理由です。
また、厚さも5～6mmと薄く軽量なので、住宅への負担が少なく耐震性には優れており、木造住宅にも、屋根を軽量化するためにスレート屋根が使われることがあります。
価格も、他の屋根瓦と比べると安いため人気が集まっている理由として挙げられます。
しかし、耐久性・防水性は低く、15～20年程度でひび割れや反りなどの劣化が起こりやすくなります。
そのため、表面を保護するための定期的な塗り替えが必要になります。

屋根の塗装は、耐久性と遮熱性に優れた遮熱無機プランを使用しました。
耐久年数は20年～24年と長持ちが期待でき、7年保証のある塗料です。塗膜の浮きやはがれ、色あせがないかを確認します。

施工後まだ1年ですので、塗膜の浮きやはがれ、色あせなど異常な箇所はなく良好な状態でした。

続いて外壁点検の様子です。サイディング外壁です。
サイディングとは、外壁素材の一種でセメントと繊維質を主な原料とした外装材です。
軽量なため建物への負担が少なく、サイディング自体に様々な機能を持たせたものもあり、バリエーションが豊かなため、好みの外観に仕上げていく事のできる外壁材です。
塗装は、20～25年という虚位の耐久年数を持つ塗料、無機プランを使用しました。こちらも10年保証付きです。
・塗膜の剥離がないか
・構造体に及ぼすひび割れ、欠損がないか
・色褪せがないかを重点的に点検を行います。

塗装の発色が鮮やかで状態も良く、ツヤもあり綺麗な状態を維持できていました。
続いては、軒裏天井の様子です。
塗膜のはがれや雨ジミ跡がないか確認します。

雨風などによって運ばれた砂ぼこりによる、少々の汚れの付着はありましたが、塗膜のはがれ、雨ジミ跡もなく艶もあり、きれいな状態でした。

最後に、雨樋の様子です。取り付け金具のゆるみ、塗膜のはがれがないかを確認していきます。

 

金具の緩みもなく、樋には艶もあり綺麗な状態でした！

これらの他に付帯部の点検を行い、今回の1年点検が無事に終了しました。
工事から1年ということもあり、異常な箇所はありませんでした。

今回で1回目の点検となりますが、全体的に良好な状態でした。
艶が維持されていることで全体的に真新しい印象を与えてくれています。
残りの定期点検もしっかりとメンテナンスにお伺いいたします。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

 

次回は2020年3月に行う3年点検です。
定期点検のご協力をいただき、ありがとうございました！

富澤