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Periodic inspection blog

太田市にてモルタル外壁塗装工事から3年点検

今回は太田市東長岡町にて外壁塗装工事から3年後の様子をご紹介します。

 

はじめに、モルタル外壁の様子です。

夏涼しく冬暖かい、断熱と遮熱両方の機能を併せ持ち、15〜20年の耐久力がある、ガイナ遮熱塗料を使用して塗装しました。

優秀な塗料であっても、紫外線や自然現象によって塗膜は少しずつ劣化していきます。

塗膜の劣化によって、モルタル外壁に起きる劣化症状には、

・塗膜の剥離、浮き、変色・色褪せ、チョーキング現象、コケ・藻やカビの発生があります。

また、経年劣化・乾燥・地震・地盤沈下の影響によってクラック(ひび割れ)が起きることもあります。

髪の毛ほどの細いものから目視で確認できるもの、その幅や深さによって深刻度や補修内容も変わってきますので、

・クラックの有無と深刻度

・塗膜の劣化や剥離がないか

・構造体に及ぼすひび割れ、欠損がないか

・色褪せがないか

などを重点的に点検していきます。

外壁に、ひび割れや欠損などの異常はありませんでした。

 

外壁の確認と同時に、チョーキング現象が起きていないかも確認していきます。

チョーキング現象とは、紫外線によって塗料の中の合成樹脂が分解され、顔料が粉状になって塗装表面に現れ、外壁に触った時、白い粉が手に付く状態のことをいいます。

手には何も付いていません。チョーキング現象は起きていませんでした。

 

次に、軒裏天井の様子です。

塗膜の剥がれ、雨染み跡がないか確認していきます。

塗膜は正常な状態で、剥がれたり欠けたりもなく、染みもありませんでした。

 

続いて、雨樋の様子です。

雨樋のへこみ、取り付け金具の緩み、塗膜の剥がれがないかを確認していきます。

取り付け金具に緩みはなくしっかりと固定されていました。

塗膜にも異常ありませんでした。

 

最後に瓦屋根の状態についてですが、本来、瓦屋根は雨水を吸収することがないため、塗装によるメンテナンスが不要なのですが、このような定期点検時に、瓦のズレ・割れ、漆喰の状態などの確認しておくことができれば、万が一の場合は、早期発見・早期対応ができ、異常がなければ安心に繋がります。

写真でも確認できるとおり、割れたりズレたりしている瓦はありません。

漆喰の状態も確認してみましょう。

こちらも、割れたり欠けて落ちた漆喰の欠片は確認できませんので異常ありません。

 

これらの以外の付帯部の点検を行い、今回の3年点検が無事に終了しました。

塗装から3年と、まだ経過が浅いということもありますが、全体的にとても良好な状態でした。

残りの定期点検もしっかりとメンテナンスにお伺いいたします。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

 

次回は2022年11月に行う5年点検です。

定期点検のご協力をいただき、ありがとうございました。

木暮

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