スレート屋根の1年点検時に注意したい雨樋の劣化
2019.08.19 1-3年点検
こんにちは、
アフターメンテナンスの富澤です!
前橋市にて屋根塗装工事の1年点検に伺った際に雨樋の劣化が確認しました。
今回は雨樋の劣化についてご紹介していきたいと思います。
まず雨樋が劣化するとどうなるか、といいますと
正常に雨水を流すことが出来ませんので、
雨樋から水があふれてポタポタと音を立ててしまったり
予期せぬところから雨水が室内に侵入し、雨漏りの原因になる可能性があります。
結構厄介なことになります・・・。
今回点検したお家の雨樋はこんな状況でした。
原因は経年劣化です。
古い雨樋は紫外線の影響を受けて雨樋の素材を守る塗膜が劣化していきます。
酸性雨の影響もあり、サビや腐食がはじまり穴が開いてしまうのです。
雨樋について、もうひとつ注意したいのが雨樋の内部の塗膜の剥がれです。
塗装屋さんによって違いますが
雨樋の内部を塗装後に知らず知らずのうちに塗膜が剥がれてしまい
気が付かないうちに詰まってしまっていた、なんてこともあります。
雨樋の内部塗装はこのように詰まりの原因になることからミヤケンでは行っておりません
もし、上の写真のように雨樋の内部が剥がれてしまったり腐食した場合には修繕することが難しいため、
新しい雨樋へ交換が良いでしょう。
塩ビでできている雨樋が主流になっていますのでサビが出たり、腐食する心配もありません。
定期点検の際には雨樋の内部もしっかりチェックしますので
気になる事がありましたらご相談ください!
ちなみに屋根塗装工事から1年後はツヤもしっかりあり、とても良い状態でした。
▼屋根塗装工事後の様子
雨樋はなかなか見る機会がありませんので
「なんかいつもと違う」と思ったらお気軽にご相談ください。
今回も定期点検のご協力をいただきありがとうございました。