住宅の外壁には様々な種類があります。



平成に入ってからは窯業系や金属製サイディングの外壁が増えて来ましたが、それ以前は木製の外壁だったり、モルタル壁が多かったのです。





現在、一般的である窯業系サイディングの場合には、一般的な塗料を塗ることで10年から20年は長持ちしますが、木製サイディングの外壁の場合には同じ塗料を塗ると色々な問題が出てきます。



例えば、うまく塗料が浸透しないため、2，3年も経過する頃には塗料が剥がれてきたり、劣化するようになります。



そのまま放置しておくと、外部から湿気が入り込み、やがて木の部分が反り返ったり、壁の内部にカビが生えて不潔な住宅になります。





これを防ぐためには、浸透タイプの塗料を使うことが必要になります。



浸透タイプの塗料とは、木材の塗装をする際に推奨される塗料タイプになります。



その特徴は、塗膜を作らないので、調湿機能のある木材にも対応でき、なおかつ木材を守る点です。



これにより、長期的に木の部分を保護することが出来ます。



ただし、塗膜を作らない分、耐久性は造膜タイプに劣る点は注意をしなければなりません。







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