親水性ってどういう意味?
2022.12.14更新 塗料の基礎知識
親水性とは、水に対して親和性が高い物質のことを指します。
水に溶けやすかったり混ざりやすい性質があり、表面状態に関していうと、濡れやすい場合に親水性があるといいます。
反対の言葉は撥水性で、これは逆に水をはじく性質を持つ物質です。
撥水性の性質がある物質に水がかかると、水が玉のような状態のまま重力にしたがって流れ落ちていくようになります。
親和性のある物質の場合だと、その物質に水がかかると水が広がるように膜をつくっていきます。
塗装の場合、どちらにもそれぞれメリットがあり、撥水性の塗料だと雨をはじくので、酸性雨などに対して効果があります。
しかし、塗装面に付着した埃などの汚れが水によって落ちないので、劣化を早める原因ともなります。
一方、親水性のある塗料は、ゴミも一緒に流してくれるので、塗装を長持ちさせ、建物も長く使用することができます。
外壁塗装の場合は、防水に対する対策を行ったうえで、汚れにも強い塗料が理想的です。
光触媒塗料を使用すると、太陽の光を利用して汚れを分解し雨で流すことができるので、近年とても注目されています。
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