汚れにくい外壁塗装の塗料とは
2019.04.09更新 塗料の基礎知識
外壁塗装が適切に行われていると、建物の保護効果が高いです。
外壁塗装の塗膜の表面の状態を観察するだけで、適切に機能しているかのチェックを簡単に行えます。
基本的に塗膜には防水性が備わっているので、雨に濡れても水が建物の内部に浸透しません。
塗膜の表面に撥水性も備わっていると、雨の浸透だけでなく、汚れも付着しにくくなります。
汚れが付着しても雨が洗い流されやすくなるからです。
合成樹脂の塗膜は、光沢があるほうが撥水性も高いのですが、光沢感を減らすためにツヤなし塗料で施工することもできます。
ツヤなし塗料は、仕上がりにツヤがないだけで防水性も撥水性も備えることができます。
塗膜に柔軟性を持たせるには弾性塗料を使用すると良いでしょう。
塗膜に柔軟性が備わる弾性塗料は、地震や台風で建物が歪んだときでも塗膜が裂けにくくなりますよ。
汚れやすい外装塗装は、撥水性が弱く、柔軟性が乏しい塗膜に仕上がっています。
撥水性の塗膜より汚れにくいものとして、光触媒の外壁塗装もあります。
光触媒は、超親水性を発揮しますので汚れそのものが付着しにくくなり、より汚れにくいものとして機能します。
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