平成に入ってから建てられた住宅の多くは外壁が窯業系サイディングになっています。



かつては土壁の時もありましたし、昭和30年代から40年代にかけて建てられた住宅は木製のサイディング壁が広く普及していました。

また、モルタル壁も広く普及していました。



窯業系サイディングやモルタルの場合は、塗装する時には特に問題はありませんが、木製のサイディング壁の場合には、少し工夫が必要になります。



つまり、窯業系サイディング壁に塗るのと同じ塗料を使ってはいけないというわけです。

木材ならではの特徴を生かして塗装を行う必要があるのです。



木製の壁や木製の柱などを塗装する場合は、調湿機能に優れていることから、一般的な塗料を使うと塗膜劣化が早い段階で起こります。



塗膜劣化が起こると見た目もきれいとは言いがたいですし、劣化が激しくなります。



木製部分には、木の質感や木ならではの美観を生かした塗装が必要になります。



ただ、あまりにも木製部分が劣化している場合にはそのまま塗装をするのは妥当ではない場合があります。

この場合には外壁全体を新しくするなどの工程が必要になります。





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