建物に使用される資材には様々な種類があり、それぞれに応じて特徴や魅力は異なります。



木材ならではの特徴としては、まず調湿機能があり、湿度によって、膨張したり収縮したりすると言う点が挙げられます。



これは木材は、空気中の湿度が多い時には水分を吸収し、湿度が少ない時にはその水分を放出するという作用を持っているためです。

この作用により建物内の湿度の変動は極めて小さくなるので、建物内の空間を快適に、過ごしやすく保つことが期待できます。



それから木ならではの肌触りがあるというのも特徴のひとつです。

自然界にあるものなので、その肌触りはとてもやさしいもので、それによるリラックス効果を期待することもできます。



また経年と共に、少しずつその肌触りに変化が生じていくのも魅力のひとつです。

鉄筋やコンクリートに比べると、無機質ではない、存在感のある温かさが木材の大きな魅力です。



そして木目ならではの美観があるという点です。

この木目は千差万別で、それぞれに味わいがあります。

しかしどれをとって見ても、目に優しく、決して派手過ぎではないのでどんな空間にもマッチします。





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