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外壁屋根塗装の調査に欠かせない外装劣化診断士とは

塗装工事では事前に業者の担当者がお宅に訪問し、外壁や屋根の状態を確認した上で見積もりを提示し、工事を始める流れとなっています。
適切な見積もりや工事を提案するためにも、事前の診断は欠かせません。住宅の診断に関する資格に「外装劣化診断士」というものがあります。
今回は、外装劣化診断士とはどのような資格なのか、詳しく解説します。

■外装劣化診断士の資格とは

外装劣化診断士とは、一般社団法人「住宅保全推進協会」が認定している資格です。
また、屋根や外壁といった外装の劣化具合を判断するために必要な知識・技能を持っている診断の専門家のことを指します。

  • 受験資格について

特別厳しい受験条件はありませんが、主に次の人を受験対象としています。

  1. 20歳以上かつ日本国籍か永住権を有していて、建築業または不動産業での実務経験が3年以上の人
  2. 建築士、住宅建物取引主任者の資格を取得している人

基本的に建築業や不動産業の実務経験があれば、誰でも受験して取得できる資格となっています。
また、永住権を持たない外国人もマイナンバーカードで本人確認ができ、日本語を理解できれば受験は可能です。

  • 試験内容について

試験問題は、次の6科目から出題されます。

  1. 建物の構造
  2. 建築に使われる材料
  3. 屋根や外壁の劣化状態
  4. 雨漏りや漏水のリスク
  5. 診断の実務
  6. 関連する法案

試験では実務に関する内容から関連法案まで出題されるので、幅広い専門知識が問われます。
問題数は全部で100問、出題方式は四肢択一式となっており、合格点は70点以上です。
合格率は約50%なので、しっかり学習すれば取得自体は難しくありません。
筆記試験の合格後、住宅保全推進協会へ登録が完了すると外装劣化診断士と名乗れるようになります。

■建物の劣化状態に関する専門的な資格

外装劣化診断士は、簡単に言えば建物の劣化状態に関する専門的な資格です。
住宅の診断を適切に行うためには専門的な知識・技術が求められるので、診断を行う営業担当者や職人であれば、取得が望ましい資格と言えます。
ここからは事前診断の必要性や外装劣化診断士について具体的にご紹介していきます。

  • 塗装工事前に事前の調査・診断が必要な理由


外壁塗装や屋根塗装をする上で事前の現地調査はとても重要な作業です。
建物の劣化状況を特定できないと、どこを対象に工事するのか提案ができません。
また、建物の状態をよく確認することで、表面だけでは見えない部分の劣化や不具合が見つかる可能性もあります。
根本的な問題を見つけて解消しないと、外壁・屋根塗装をしても雨漏りなどの問題がすぐに再発してしまう可能性があります。
そうならないためにも、事前の劣化状態の診断は欠かせないのです。
また、工事内容によってかかる費用も異なってくるので、適切な見積もりを提示するためにも住宅診断は重要です。
もしも工事中に予想外の劣化が見つかり、補修が必要となると追加で費用が発生することになってしまいます。
しかし、事前の調査で劣化状況を把握できていれば、どんな工事が必要なのか事前にわかり、その内容に合わせた見積もりを算出して提示できます。
そのため、後から深刻な劣化が見つかり、工事費用が追加になったという事態は回避されます。
もしも建物をよく調査せずに工事内容や見積もりを提示する業者であれば、注意してください。
建物の劣化状態に合わない工事が行われたり、適切な見積もり内容・金額ではなかったりする可能性があります。

  • 外装劣化診断士は外装診断のプロ


住宅診断に関する資格は色々ありますが、外装劣化診断士の特徴は外装に特化していることです。
建物の構造や材料の材質にも考慮した上で、外壁や屋根の劣化状態を判別し、必要な補修や工事、見積もりを提言します。
外装に関する知識が豊富なので、工事に関する適切なアドバイスや見積もりをもらえるので、安心して塗装工事を検討できます。
また、似たものに「外壁診断士」という資格があります。
外壁診断士は一般社団法人「全国住宅外壁診断士協会」が認定している資格です。
この資格を所持している者は、外壁の性能や課題への対処に関する専門知識を習得しており、リフォームだけではなく新築に対しても公正なアドバイス・提案ができます。
外装劣化診断士は既存の住宅に対する外装診断と補修のアドバイスとなるので、対応の範囲がやや異なります。
しかし、どちらも的確な外壁診断ができる証しであるため、塗装工事を依頼する際は資格を持つ業者を選ぶようにしましょう。

■どんな診断をしてくれるの?

前述でも少し触れましたが、外装劣化診断士は具体的にどんなことを診断するのか、その内容を細かくご紹介します。

  • 現場環境の確認


外装の劣化は日当たりの良さや海が近いなど立地条件によって変わってきます。
そのため、立地から建物に影響を与える要因がないか確認を行います。
また、塗装工事をスムーズに行うためにも現場環境の確認は重要です。
例えば資材を運搬に大きな車を使う場合、道路や駐車スペースの広さを確認し、車が入れるかどうかを判断しなければなりません。
また、外壁塗装や屋根塗装は高所で行われるので、安全に作業するためには足場が必要です。
隣家との距離に応じて足場の設置も工夫しなければならないので、事前の確認が欠かせません。

  • 外壁や屋根の劣化状態の確認


塗装や補修が必要なのか、外壁や屋根の劣化状況の確認を行います。
外壁の場合は手で擦ってみて、白い粉が付着するかを確認します。
白い粉が付着する現象はチョーキング現象と呼び、塗膜が劣化しているサインなので、この場合は外壁塗装が必要です。
また、水をかけてみて外壁材の撥水(はっすい)状態も人の目でしっかり確認していきます。
外壁がサイディング材の場合はつなぎ目やボードの浮き・割れなどの劣化がないか確認しています。
RC造・モルタル、タイル材などを使った住宅では、打診検査が必要な場合もあります。
打診用のハンマーで外壁を叩き、音の高低から目には見えない部分の浮きの有無を確認します。
打診検査では目視や外壁に触れてひび割れやシーリングの劣化なども同時にチェックしています。
屋根の場合は梯子をかけて上り、材質や劣化状況を確認するケースが多いです。
特に雨漏りにつながる屋根材の反りやひび割れの有無は重点的に確認します。
高所を撮影できる専門のカメラを使う他、業者によってはドローンを使って調査が行われます。

  • 塗装する面積を算出


外壁・屋根塗装の費用は塗装する面積によって変動します。
正確な見積もりを提示するためにも、塗装する範囲の面積の算出が必要です。
建物を建てた時の図面から算出、または測定器を使って現地で面積を測ります。
図面があるケースでも、実際の面積と違っていたり、図面に面積が記載されていなかったりすることもあるので、その場合は図面と照らし合わせながら測定していきます。
一棟一棟造りが異なるので、形状なども考慮して必要な塗料の数量も算出して、正確な見積書に落とし込みます。

■外装劣化診断士のいる業者は、塗装工事をより安心してお願いできます!

今回は外装劣化診断士についてご紹介しました。
外装劣化診断士は外壁や屋根の診断のエキスパートであり、正確に建物の劣化状態を伝えてくれます。
そして、劣化状況に合わせて最適な工事内容と見積もりを提示してくれます。
外壁・屋根に関する確かな知識を持つので、塗装工事が必要か調査してもらいたい時は有資格者がいる業者に依頼してみてください。
よく外壁塗装や屋根塗装の業者選びではつい価格面に注目しがちですが、安いからお得というわけではありません。
事前調査のやり方や説明の時点で対応がずさんであれば、工事も適切に行われない可能性があります。
塗装業者選びでは、外装劣化診断士など資格があるかないかも確認してみてください。

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