砂壁って塗りなおせるの?
2023.01.06更新 お家を守るために覚えておきたいこと
建物における伝統的な仕上法の1つに、塗り壁があります。
現在では、様々な商品が販売されていますが、大きくは、土壁、漆喰、茶室などで好んで用いられる聚楽壁などがあります。
塗り壁は地域よってもその土地で取れる素材が使用されることも多く、場所によっては砂壁や、地名が付けられる場合もあり、これらはすべて塗り壁の範囲に含まれることになります。
塗り壁は、一般的には和室などに利用されますが、落ち着いた雰囲気を出せることから、敢えて洋室などに使用する場合もあり、その場合に、傷などがついてしまうと修理が厄介となります。
小さな場合には、市販されている材料に顔料を加えてできるだけ似たような雰囲気で仕上ればそれほど気にはなりません。
しかし大きな場合には全面的に塗り直しをする必要があり、この場合には、はがして行なう方法、砂壁ははがさないで行なう方法があります。
はがさない場合には砂壁の上に、新たに仕上材を塗る必要があります。
簡単に行なう方法としては、4mm程度のベニヤ板を接着剤とビス等を併用して貼付、べニアの上に壁紙をはる方法もあり、この場合にはジョイント部分の下地処理を丁寧に行う必要があります。
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