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天井ネットって壁際はどうなっているの?

皆さんこんにちは!
少しずつ気温も下がってきてきましたね!
皆さんは体調管理は大丈夫ですか?
私はのどが少し痛いです。。。。。
季節の変わり目なので、しっかりと手洗いうがいで風邪対策を行わないとですね!
ということで、今回は前回の続きで天井ネットの施工の続きを見ていきます!
前回の終わりで、壁際はどのように施工をしているのか弛んでしまっている箇所は大丈夫なのか?についてご説明をするとお伝えしましたので、しっかりとお伝えしていきます!

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前回は、天井ネットを繋ぎ合わせてやっと形になってきたところですね!
全体像がみえては来ているのですが、これで終わったわけではございません!
しっかりと壁際の施工も行わなければいけませんね!
今までは、大梁の鉄骨にパイラック金具を取り付けていきましたが、今回はひっかける箇所の無い壁際です!
では、壁にはどのようにネットをひっかけるのか。
やっぱり金具ですね!
そりゃもちろん専用金具がありますよね!
そんなに引っ張る事でもなかったですね(笑)

DSC03539
壁に取付けが可能な金具を壁に取付け、大梁の時と同様に、金具にまずはワイヤーを取付けていきます!
基本、ワイヤーを中心に天井ネットを張り合わせていきます。
なので、壁際にもワイヤーを取付けてから施工を進めていきます!

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ワイヤーが一本通れば、後は今まで同様ネットを繋ぎ合わせていくだけですね!
しかし、壁際の金具を固定しているのはビス固定になり、壁と垂直方向に引っ張る力がかかる為、最悪スポッとビス金具が外れてしまう可能性もございます。
天井からの落下物から守る為の天井ネット自体が落下して、けがをさせる危険性があるなんて、まるで虻蜂取らず
ですね!(使ってみたかっただけです(笑))

kiritori
そこで前回の2つ目の疑問の回答です!
「弛み」です!
ある程度ネットを弛ませることで、金具への負担を減らし、金具が外れてしまう危険性を回避しているのです!
しっかりと突っ張った方がきれいな見栄えになると思いますが、安全性や機能性を考えていくと、この弛みがすごく大きな役割をはたしているのです!
もちろん、そんな簡単に金具が外れるように施工を行ってはいません。重たいネットを支える為、金具自体も固定力の高いものを使用しています。
なので万が一の備えでの弛みによる安全対策ですね!

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最後には念には念を入れて、金具とネットを含め、インシュロック(結束バンド)で固定をします。
インシュロックで固めることにより、万が一パイラック金具が外れてしまっても、落下することはありません。
一般住宅の外壁などのリフォームでは、品質や見栄えを追求し、より良い物をご提供致しますが、今回の場合学校の体育館ということで、見栄えよりもとにかく安全対策が一番です!
足場をはずして下からみた場合、高さは約10mあり金具はほとんど見えないような状況です。
全体的な見栄えと細かい箇所の安全対策で、学生たちが気持ちよく体育館を使用してくれるのが一番ですね!

2回に分けて、天井ネットの施工を見ていきましたが、正直皆さんの身近なものというものでもないと思います。
しかし、このように表舞台に立たないような箇所でも、私たちの事を守ってくれている工事があるという事を知って頂ければ何かしらの役に立つかもしれません!(笑)
今回私は、このような公共工事に携わる機会があり皆さんにお伝えしてきましたが、ところどころの内容を見ていくと、一般住宅のリフォームに絡んでくる箇所もちらほらと見受けられました。
つまりは、規模の大きさが変わるだけで、建物のリフォームを行っているという事自体は変わらないんだなと、私自身勉強になる事ばかりでした!
もちろんほとんどの場合は、公共用の資材や施工方法で工程が進んでいきますが、一般住宅用に置き換えることも可能なんだなと思えました!
弊社では、普段は一般住宅のリフォームをメインに行っています!他のブログでは、より皆さんの身近な部分での内容をお伝えしていますので、お気になる方は是非他のブログを見ていってください!
そして、息抜きに私の公共工事ブログをたまに読んで下さいね!
今リフォームをご検討している方などがいましたら、お気軽にお問い合わせください!

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