前橋市にて色あせが気になるとのことで屋根と外壁の現場調査に行ってきました。
この記事を書いた人
営業部 大谷
営業部/2018年入社/みなかみ町出身 お客様のためならどんなことでも力になりたい、熱心な勉強家。趣味はミヤケンで働くこと。実は大学時代のミスターに選ばれた経歴を持つ。
お世話になります。
いつもご覧くださりありがとうございます。
そろそろコタツを出そうと企みながらブログを書いております、大谷です。
今回は屋根はスレート瓦、外壁は鉄板サイディングのお家に現場調査の様子をご紹介いたします!
早速屋根から見ていきましょう!
まずは南面です。
前回の大谷ブログの記事にスレート瓦をご紹介しておりますが本記事もお付き合いください。
こちらの屋根は18年ほど経っているそうです。
やはり塗膜の劣化が進み、少し白いセメントの素地が見受けられる部分もありますね。
水弾きは悪くなっていますが、陽当たりが良く乾燥しやすいのでコケは目立たない、と言う状態です。
続いて、北面を見てみると、
南面とはだいぶ状態が違う様に見えますね。
やはり、南面とは打って変わってコケの発生が目立ちます。
紫外線の影響は南の方が大きいはずですがやはり、陽当たりが悪く湿気がたまりやすい為、コケは大変目立ちます。
同じ屋根なのに
南を向いているか、北を向いているかこの違いだけでここまで劣化の状況は変わります。
私の改めて陽当たりのよる劣化の違いを強く再認識しました。
片方の屋根だけでは決してお家全体の状況は分かりません。
もし、パッと遠目で屋根を見るだけの業者さんがいらっしゃったら心配ですね…
ちなみにこちらの屋根よく見てみると【棟板金】という屋根のてっぺんにある板金が浮いてしまっています。
皆さんご存知の通り、
群馬は【赤城おろし】なんて言葉がある様にとても風が強いですね。
実は、そんな強風の影響で板金が風で浮いてしまっているお家をよく見かけます。
今はまだ少し浮いてしまっている状態ですが、
台風などの強風によって板金が剥がれてしまったり、飛んでいってしまう場合もあります。
実際に以前、下屋根の板金が剥がれてしまった事があるそうで、安心して生活していただく為にも交換をご提案致しました。
続いてお家を調査していると目についたのがこちら。
大谷は勝手に【雨樋プランター】と呼んでいますが、こちら意外と目にすることが多いです。
皆さんの中にも樋から草が生えていて気になるけどどうしようもできないまま、
なんて方もいらっしゃるかと思います。
お家の立地状況によりますが、
畑の周りで砂埃が多かったり、近くに林があり落ち葉が多いとこのような状態になりやすいです。
砂や落ち葉によって樋が詰まり、
そこに風で飛んできたり鳥が落とした種が発芽すると…【雨樋プランター】が出来てしまいます。
植物が根を張ると詰まりも頑固になる為、簡単には取り除くことが出来なくなります。
ちなみに、
塗装をする際には高圧洗浄を行うので一緒に水圧をかけて詰まりを解消します。
もちろん、樋の詰まりのみでも何かお困りのことがございましたらお気軽にお問い合わせください!
続いて気になったのがこちら
破風板の塗膜の剥がれです。塗膜が剥げて木部が見えていますね。
軒先は樋の日陰になる為、この様な剥離はほとんど見ることはありません。
しかし、切妻屋根にあるような樋の付いていない破風板はどうしても塗膜が剥がれやすいです。
破風板が剥がれて気になる…
そんな方にオススメしているのが【破風板板金巻き】です。
木製の破風板に板金を巻いてしまうのです。とっても綺麗になります!
もちろん色褪せをしないと言うことはありません。
ただ、木部のように剥がれてしまったりする心配は減らせますし、仕上がりもとっても綺麗です!
塗るだけがメンテナンスでは決してありません。
メンテナンスが必要な箇所に適したメンテナンスが大切です。
明日も、お家1軒1軒、お客様に寄り添ったご案内をしていきます。
最後までお読みくださりありがとうございました:-)