軒裏天井のはがれは雨漏りのサイン！前橋市にて雨漏り修繕の調査に行ってきました。
この記事を書いた人
営業部アフター課 富澤
営業部/2013年入社/高崎市出身 一級塗装技能士の資格と職人経験を活かし、アフターメンテナンス（定期点検）を担当。塗装後のお客様のお家へ点検に伺います。日課は犬の散歩。
先日、前橋市にお住まいのお客様から「大雨で軒裏天井がはがれた」とのお問合せを頂き、雨漏り調査にお伺いしました。
問題の箇所を見ていくと、軒裏天井の化粧板が水分によってヨレヨレになってはがれていました。
このまま塗装などで見た目をきれいにしたとしても、また雨が降れば同じようにはがれてしまいます。
今度は雨水がどのように軒裏天井に回ってしまっているのかを確認しました。
まずは軒裏天井の真上にある屋根に異常がないか調査しました。
安全の為にヘルメットを着用して屋根に上りました。この状態ではとくに異常な所は見られないように思いますが…
問題の軒裏天井の真上の瓦を外してみると、鳥が巣を作っていました。瓦に隙間ができていて、そこにわらなどを拾ってきたのでしょう。
よくみると巣の下の防水シートにシミができていますね。
生き物の巣を撤去するのは心苦しいですが、お客様の大切なお家を守るために撤去しました。
すると瓦の下にあるシートに亀裂が入っていました。
シートがはがれていると隙間から雨水が入ってしまったときにお家の内部へお水が入ってしまいます。
心配なのでもう一つ、隣の瓦を外してみるとこちらはシートが破断して野地板が露出していました。
この状態ではお水が屋根裏に回り、そのまま室内にシミを作ってしまいかねません。
屋根の野地板に薄っすらと雨水を含んだシミ跡もついているので、今回はここから雨漏りしたのでしょう。
まずはこの部分を補修していく必要があります。
お客様へ現状の報告し、野地板の張替え・防水シートの敷き直しを含めた葺き直し工事のご提案させていただく方向で調査が終了しました。
葺き直しは一度瓦を撤去し、下地の調整を行う工事です。瓦自体は割れなどはありませんでしたのでこのまま使用します。
もし軽量の瓦や違う色の瓦に交換のご希望があればこのタイミングで交換もできます。
今回のブログを通じて皆様に知ってもらいたいのは、気が付かないうちに「雨漏りの原因」ができてしまうという事です。
地震や台風の影響によってわずかに瓦が動いてしまったり、今回のように鳥が巣をつくってしまったなど予想もできないことがお家にはたくさんあるのです。
そして雨漏りに気が付いた時には深刻な状態になってしまっていることも0ではありません。
雨漏りは目の見えないところでじわじわと時間をかけてお家を全体に広がって発生することもあるためです。
脅しではありませんが、先日の台風の影響で雨が続いた日がありましたので、もしかしたら皆様のお家でも少しずつ雨もりが進行しているかもしれません…。
「うちは雨漏り大丈夫かな」「屋根の状態が分からないから、心配になってきた」
という方は、まずはミヤケンまでお問い合わせください。皆様の大切なお家を守るためにお手伝いをさせていただきます！
調査やお見積り書の作成は全て無料で行っています！下記のオレンジ色のボタンより24時間受付中です。