コーキングの交換工事の流れ
2018.10.31 その他
この記事を書いた人
営業部 澤井
営業部/2014年入社/高崎市出身 お客様にミヤケンでやってよかったと思えるよう、屋根の上も細かく確認しお家が長持ちする最適なプランをご提案しています。ペットはウーパールーパーの「はせがわさん」と「まつざきさん」。
今回は先日工事させていただいた物件をご紹介いたします。
特に今回はコーキングについてご紹介いたします。
まずコーキングとは何か。
サイディングという外壁に使用されているもので、主に外壁目地と窓廻りに使用されています。
このコーキングがあることでお家の中に雨水を入れないようになっております。
しかしながら、こちらは経年劣化でひび割れや剥離が起こります。
そのような症状が起こると雨水の侵入する可能性が高くなるためにしっかりとメンテナンスを行うことが重要です。
それではここから施工方法をご紹介いたします。
まずは傷んでしまったものをすべて撤去します。
ひび割れや剥離したコーキングの上から施工を行う「増し打ち」という工法もありますが、サイディングの場合は基本的には行わず、撤去・打ち替えを行います。
この方法を行わなければ既存で傷んでいる部分から数年後に再度ひび割れや剥離が起こり何の意味もない施工になりますので必ず打ち替えを行ってください。
また、コーキングは新築時、基本露出している状態になっていますので塗装前に交換することが一般的です。
コーキングを撤去することができたら次に行う工程はプライマー処理です。
簡単に言うと接着剤を塗布することです。
簡単そうに見えて実は難しい作業になっています。
この作業はサイディングの目地の両脇だけにつけるため職人の技が必要になります。
この作業でコーキングの持ちが変わるといっても過言ではありません。
このプライマーですが塗布量が多くても、少なくても施工不良の原因となります。
施工不良により将来的に両脇から剥離を起こしてしまいます。
この2面だけ接着させる工法をそのまま「2面接着」といいお家の揺れにも追随し剥離を抑えます。
実は見えないところで非常に重要な施工があることを覚えておいてください。
プライマー塗布を行った後にコーキングを充填していきます。
このコーキングは種類があるので、用途によって使い分けを行うことが必要です。
「シリコンコーキング」こちらは水回り専用のため外壁には使用できません。
「変成シリコンコーキング」一般的に使用されているコーキングです。
「ウレタンコーキング」塗料との密着性が良く塗装時使用することをお勧めします。
このようなコーキングがあるのでご自身の家にどんなコーキングが適しているのかも確認しても良いかもしれません。
最後にコーキングをヘラでならして終了です。
このように順序を追ってきっちり施工していくことが重要です。
お気になられる方はお問い合わせ下さい。