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下塗り材のフィラーとプライマーの違いとは?

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営業部 滝川

営業部/2016年入社/愛知県新城市出身 18歳でミヤケンに飛び込み、工事部を経て営業部へ。工事部で生かした経験からお家の劣化に合わせた修繕工事をご提案します。童顔が悩み。

外部の塗装メンテナンスを行う時に見積もりをする時に欠かせないのが下塗り材です。
下塗り材にはいくつか種類がありますが、大きく分けるとフィラーとプライマーの2種類があります。
どのような違いがあり、どちらを使用するのかは何を基準に選択しているかについてご紹介します!

見出し下塗り材はなぜ必要?

下塗り材は塗装の際に高圧洗浄後、一番最初に塗る塗料です。
「3回塗り」「4回塗」と広告やWEBに書いてあるのは同じ塗料ですべての回数塗るのではなく、
下塗り材・上塗り材、塗料の種類によっては中塗材と種類の違う塗料を重ねて塗装していきます。
下塗り材は屋根材や外壁材と上塗り用塗料との密着性を向上する接着剤の効果や、素材が上塗り材を吸収するのを抑える効果があります。
さらに微細なひび割れであれば、下塗り材がそのひび割れを埋めてくれるので下地処理の工程に含まれることもあります。

ちなみに、下塗り材を塗らずに上塗り用塗料を塗った場合はどうなるのでしょうか。
上塗り用塗料を外壁材が吸収してしまい、仕上がりに色むらができてしまったり、ツヤ感が出ない可能性もあります。
さらに外壁材との密着度が落ちるので、塗料の耐久年数以下で塗膜の剥がれや色落ちなど、劣化が早く進む可能性があります。
塗料を長持ちさせるためにも下塗り材は必要なのです。

 

下塗り材のフィラー・プライマーとは?

下塗り材にはいくつか種類があります。
それぞれに特性があり、適した素材も異なりますが、
その中でも代表的な下塗り材、フィラーとプライマーについてそれぞれの特徴をご紹介します。

フィラー


フィラーはモルタルやコンクリートの外壁に使用される下塗り材です。
ヘアークラックがあったり、凹凸がある場合に平らに調整するために使用されることもあります。
プライマーよりも粘度が高く、どろっとしている塗料です。
そのため、クラックや凸凹を修正するので厚塗りが必要です。
フィラーには水性しかなく、水性の下地材は浸透性が低いので、外壁材の劣化が激しい場合はプライマーを塗ってからフィラーを塗る場合もあります。
下塗り材をどのように使用するかは実際のお家の劣化状況を調査してわかることです。
お見積りをご提出する前に事前に確認させていただいているのはこのような理由もあるのです。
また、フィラーの中にはフィラーとプライマーの特性を併せ持った、微弾性フィラーという下塗り材があります。

プライマー

プライマーは屋根やサイディングの外壁に使用される下塗り材です。
上塗り用塗料には外壁材との密着性はほとんどありません。
プライマーはこの上塗り用の塗料と外壁材の密着性を向上させる役割をします。
さらさらとした塗料のため、外壁の上を滑らせるように塗装をしていきます。

外壁材にプライマーをしっかりと吸収させることで、上塗り用塗料が外壁材に吸収されるのを防いで色ムラを抑える役割があります。
上塗り用のプライマーには水性と油性があり、外壁材の状態によって使用するプライマーを選択します。
あくまでも外壁材の状態で選んでいるので、油性プライマーを使った後に水性塗料で上塗りしてもまったく問題ありません。

それでは、水性プライマーと油性プライマーそれぞれの特徴についてご紹介します。

【水性プライマー】
水性のプライマーは浸透性が低いので、外壁材の傷みが少ない時に使用されます。
乾燥に時間がかかりますが、臭いが少なく扱いやすい特性があります。

【油性】
油性のプライマーは浸透性が高いため、外壁材の傷みが激しい時に使用されます。
乾燥は短時間で済みますが、臭いが強いのが難点です。

 

下塗り材を選ぶ基準は?

下塗り材を選ぶ基準は外壁材との相性と、外壁の劣化の具合、そして上塗り材の種類で選ぶことになります。
下塗り材と上塗り用塗料はメーカーが違っていても問題ありませんが、
油性の上塗り材を使用するのであれば下塗り材も油性のものを使用する必要があります。
また、以前塗装経験がある屋根に塗装をする場合は、以前の塗装が水性なのか油性なのかによっても仕様を変更しなくてはいけません。
下塗り材や上塗り材の選択を間違えると屋根の塗膜が剥がれてしまう可能性があるのです。

まとめ

今回は外壁の下塗り材フィラーとプライマーについてご紹介しました。
下塗り材は屋根や外壁の塗装メンテナンスには必要で、塗料の耐久性を左右します。
今のお家の現状をしっかり確認してこそお見積りや工事内容が適正なものになります。
見積もりの際には、自宅の外壁材に適した下塗り材が選択されているか、適切な塗装メンテナンスが行われているかチェックしてみましょう!

ミヤケンでは無料でお家の調査・お見積りのご提出を行っています。
塗装工事をご検討中の方はぜひお気軽にお問合せください。

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