何が劣化のサイン?塗装の必要のない、瓦屋根の点検ポイント
2016.07.31 その他
この記事を書いた人
営業部 福田
営業部/浦和店店長/2013年入社/前橋市出身 日商簿記2級など経理の資格を多数保有しているため数字に厳しく正確なお見積りを最適プランでご提案しています。好きなことはツーリングと子育て。
ミヤケン住宅課の福田です
最近は天気も良く、暑い日も多いですがどうお過ごしでしょうか?
私はアイスがどうにも止まらず?おなかを痛める日々です(笑
さて今回は瓦の点検についてです
塗装屋さんが瓦?と思う方多いと思いますが!
瓦の点検は非常に重要であり,雨漏りしてからでは遅いのです!
そこで今回はU様のお家を点検致しましたので内容をご覧ください!
瓦の点検ヶ所
1 平場周辺
基本的には割れていたり、ずれているケースが多いですね
そこで今回のケースですが・・・パッと見は問題なさそうですよね?
でもよ~く見ていくと・・・・
瓦の段になっているところは本来ぴったりとくっついていますがこの部分だけ浮いています
この状態は横からの吹き込むような雨だと中に入り込みます
こういった場合は平面の組み直しを行います
次に棟瓦です!!
地震などで歪んでしまうケースもありますが特に多いのが
この漆喰がなくなってしまっているケース
中には粘土が入っており、それにより形を形成していますが
雨水が入り込むと流れ出てしまいます
そのため、漆喰各所はきっちりやる必要があります
そしてもう一つは防水シートです
これはきれいな状態です
雨水が入っていたり、雨漏りしているところは切れている・穴が開いている・濡れているといった
状態がわかります
たいがいは瓦がずれる→シートの繋ぎ目や穴の開いているところから雨漏りしていきます
そのため、瓦の浮いている箇所からもれているケースは少なく、この隙間や破れているところから
入り込み、中の柱や梁を通って室内に出ます
そのため、雨漏りの修繕は難しいといわれているのです
ですから定期的な点検及び修繕は大きな費用のかかる工事を防ぐ為でもあるのです
そして銅板を使用されているお家に多い雨漏りがこちら
銅板で施工されておりますがよく見ると穴が開いています
これにより雨漏りが確認できました
このように瓦には大きな問題はなくとも雨漏りするケースがあります
あとは銅板は酸性雨の影響も受ける為、溶けて穴が開いてもれているお家なども
ありました、このような環境による経年劣化も多くなってきておりますので注意が必要です
ですからそうならない為にも!早めのお手入れ、大切です!
お家のことで気になること、不安な事、あしましらミヤケンまでご相談ください!
ここまでご覧いただきしてありがとうございました!