モルタル壁に於かれる防水性とは・・外壁塗装で雨染みを軽減
この記事を書いた人
営業部 森下
営業部部長/2009年入社/前橋市出身 一級建築塗装技能士の資格と元職人の経験と知識を生かし、お客様に安心を提供します。趣味はピアノと芝刈り。
近年建物の外壁材に使用されている建材は多種多様にあり
その種類たるや、外壁塗装を生業としている専門の私たちでさえ覚えきれぬほどです。。
窯業系サイディングに始まり金属系のサイディング
モルタル下地の吹付け仕上げや掻き落としのリシン壁
ALCパネルやPC板やラムダボードやコンクリート等々・・・
一体全体何がなんやら、何が良いのか悪いのか・・・
そしてそれぞれがどんなメンテを必要とし、はたまた不必要なのか。。。
ん～～難しい(>_<)
と、思うのであります。。。
さて、ということで本日は上記外壁素材の中に出てきました『掻き落としリシン壁』に於ける
メンテナンス方法をご紹介しようかと思います。
・・・まぁ全般的に『モルタル壁』に於けるメンテナンス方法と捉えて頂いても間違いではないでしょう。
写真↑↑↑は掻き落としのリシン壁ですね。
屋根下の破風板部にあたる箇所がこちらのお家では外壁・軒天とすべて同素材となっております。
よく見ると壁面に何やら黒ずみが出ているのがご確認できましでしょうか？
通常外壁表層に施工されている塗材は撥水能力を備え、水をはじいてナンボという事で性能が決まります。
しかしこういった【掻き落としリシン】や【モルタル上吹付けリシン】等の塗材におかれては
そういった撥水性能を持ち合わせておらず、ただ『浸み込まない』という特徴のみを持っているものであります。
ですから新築から十数年を経過してくると、そもそも兼ね備えていた『浸み込まない能力』が低下し
徐々に塗材そのものにも、雨水がジンワリと浸み込みやすい状況へと変化をしていきます。
そう・・・どの様になっていくかというと・・
↑↑↑ほらほら！！！
分かりやすいでしょう^_^;
外壁下部より雨染み？黒カビ？の発生状況が確認できますね！！
この様な状況が見られると、少なからず『壁面に多少の水が浸み込んでいるな(~_~;)』と
連想していかれるのではないでしょうか。。
そうです！！そうなんです！！合っています！！間違いありません！！！
お水の影響をうけた外壁にはこういった黒ずみ（黒カビの発生）が見られてきます。
そしてこの後にどんな劣化へと変化していくかというと・・
壁面内に沁み込んだお水が、冬場などに凍結し、凍結した水分は膨張し、外壁の素材を割れを引き起こしていきます。
どんなに汚れていようとも・・・割れ（クラック）だけは絶対に発生させてはなりません。。
そう・・・だって直接的な雨漏りの原因と成り得るからです。
そうならない為にも、まずもって外壁面に水の影響を受けさせない！！という事が第一に大切な事となります。
この状況。。。酷くないですか！？
雨樋の集水桝から外壁に水がまわってしまい、そんな状況を繰り返した外壁の末路がこの状況であります。
さあこんな状況になったらどうしていくかというと・・・
はい。もう塗装工事をしていただくしかないのです。。
本来であればこうなる前に一手を打てていられれば最高ではありますが
なかなかそうもいかない事情もある事と思います。
なったからでも構いません！！！
ただ一つ！！！・・・気づいたら放っておかない様にしましょう^_^;
本当に割れなどを引き起こす大きな要因となりますからね！！
『ウチは大丈夫かなぁ。。』『ここまでじゃないけどちょっと似たような感じだなぁ』
『まだ何ともなっていないけど、ボチボチ結構な年数がたっているんだよなぁ』
等々・・・ 少しでも当てはまる方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。
8割方・・『もう塗装した方がいいですよ！』という準備をしながら待っております。
・・いいですか！！皆様が『もうそろそろかなぁ～』って思ったその時が、その時なんです。
まぁ本当に必要の無いものは決して無理にはお勧めいたしませんでご安心ください^_^
何の事でもかまいません。お家の事であればお気軽にご相談ください。
外壁塗装の専門店 ミヤケンの森下が笑顔でお答えさせていただきます！！