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中古住宅を購入の方へ、快適な住まいのためにやっておきたい屋根工事

中古住宅を購入の方へ、快適な住まいのためにやっておきたい屋根工事 | その他

中古住宅は新築住宅を建てるよりも安価にマイホームが手に入るとあって、
近年人気が高まっています。
しかし、中古住宅という理由から経年劣化によるトラブルの発生について不安を抱く方も多いでしょう。
快適に過ごすためにも家を長持ちさせることが大切となります。
内装に注目しがちではありますが、お家を雨や台風から守るためにも外部のリフォームは欠かせません。
そこで、今回は中古住宅を長持ちさせるために有効な屋根工事についてご紹介していきます。

 

01中古住宅で屋根工事を行う理由とは

価格の安さが魅力でもある中古住宅の中には劣化が目立つものもあるでしょう。
内部のリフォーム済の物件であっても屋根の状態までは購入時には気にしていないもの。
しかし、屋根の工事はクルマのタイヤのように安心して住み続けるために重要な部分です。
お家の耐久年数はもちろん、今後のお家のメンテナンスサイクルを左右します。
特に屋根は1年中紫外線を浴びていますし、雨水や風などの影響をうけやすく、
建物の中でも厳しい自然環境下にさらされ続けている箇所と言えます。
普段、見えない部分だからこそ、
経年劣化によってひび割れや下地に悪影響が出ている可能性もあります。
劣化に気づかずにそのまま過ごしていることで、
雨漏りが発生したりカビが繁殖するなど、トラブルが起こる場合もあるのです。
だからこそ、中古住宅を購入したのであれば、
快適な暮らしを長く続けるためにも屋根工事は必須だと言えます。
ただし、中には屋根工事を終えた中古住宅を販売している可能性もあるため、
購入する際にはリフォーム済みであるのか聞いてみることが大切です。

 

02屋根工事の種類について

屋根工事にはいくつかの種類があるので説明していきましょう。

・塗装工事
塗装が必要な屋根材は、新築当時は工場で塗装がされたものが主流です。
残念ながら新築時の塗装は高耐久な塗装がされていることは少なく、
建ててから10年前後が塗装の時期といえます。
そのため築10年を目安に、屋根の塗装工事が必要となります。
施工方法としては、塗料が付きやすいように砂や今の塗膜を洗浄したあと、
下塗り材(接着剤)・上塗り材の2種類の塗料を使用して塗装を行っていきます。
遮熱や耐候性など塗料によって様々な性能があるので、ご要望とご予算に応じて塗料を選ぶのが良いでしょう。
2週間程度で工事が終了します。

・漆喰補修工事
瓦屋根の中古住宅であれば、棟瓦の下にある半月型の漆喰が劣化している可能性があります。
瓦と瓦の隙間を埋め、お水が入らないようにする役目があるので、劣化することで雨漏りの原因にもなります。
漆喰を詰めたり、瓦を積み直すことで今後のメンテナンスの心配がありません。
工事日数は工事部位によって異なりますが最短1日です。

・棟板金交換工事
ストレート屋根材の中古住宅であれば、屋根の頭頂部にある棟板金が劣化することで、
固定されているクギが浮いてしまったり、強風により棟板金がめくれあがってしまう心配があります。
雨漏りが発生する可能性もあるため棟板金を全て外し、新しいものと交換しましょう。

・カバー工法
既存の屋根の上に新しい屋根材を敷き工事を行う方法です。
カバー工法と言っても屋根材に断熱材があるか、ないかなど種類がありますので
商品の選定にはある程度の知識があったほうがよいでしょう。
比較的安価で行えるため人気の工法ですが、
既存の屋根にある防水シートや下地で腐食やカビの繁殖などの確認はしませんので
築年数が長いお家ではお勧めしない場合があります。

・葺き替え工事
中古住宅の築年数が30年以上であったり、屋根材の劣化が激しい場合には葺き替え工事が必要となります。
屋根材だけではなく、その下に敷いてある下地や防水シートも全て撤去して新しく屋根を取り付ける方法です。
費用は掛かってしまいますが、長く快適に過ごすためにはおすすめできる工事です。

 

03屋根材別の注意点をご紹介!

中古住宅によって屋根材に違いがあります。
リフォーム内容をしっかりと把握せずに作業を進めてもらうことで、
必要のない工事が行われたり、手を抜いた工事が行われる可能性もあります。
こうしたトラブルを招かないためにも、屋根材別にある注意点を把握しておきましょう。

・カラーベストコロニアル屋根材
スレート系の屋根材のリフォームで塗装工事をする場合には、棟板金に気を付けましょう。
業者に依頼をして工事前と後の写真を撮影してもらい、確認することで正確な工事ができたか把握することができます。
また、棟板金の下にある貫と呼ばれる木部が腐食している可能性もあるので、必ず確認してもらいましょう。
カバー工法の場合は、屋根材の下地が12mmなければ下地補強が必要となります。
葺き替えであれば、既存の屋根材にアスベストが含まれていると処分費用が掛かってしまうので、あらかじめ確認しておきましょう。

・陶器瓦の屋根材
中古住宅の築年数が15~30年程であれば、葺き替え工事が必要になる場合が多いです。
その際には、下地材の確認を忘れずに行いましょう。
下地材に小幅板が使用されていると隙間があるので補強工事が必要となります。

・板金系の屋根
中古住宅の築年数が10年以上であれば、板金屋根の種類によってはサビの発生が見られることが多く、
メンテナンスがされていないと腐食している可能性もあります。
その場合には塗装工事だけではメンテナンスには足りず、葺き替え工事を実施することが望ましいでしょう。

中古住宅でも長く快適に過ごすためには、屋根工事を行い雨や風、雪や紫外線から家を守ることが重要です。
そのためにも、屋根工事の種類や注意点を把握することでトラブルのない工事を施してもらうことができるでしょう。

 

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