太田市にて修繕完了!お家の幕板の上のコーキング補修方法について
2016.10.31 その他
この記事を書いた人
管理部 宮下
管理部/2010年入社/前橋市出身 営業部を経て管理部へ。二級施工管理技士の資格を生かし工事着工中のお客様のご自宅へお伺いし品質向上のため中間検査・完了検査を行っています。書道初段の腕前。
お世話になります。ミヤケン宮下です。
先日工事が完了したお宅での幕板(建物の中間に横に付いている帯状の部材)の施工方法について
本日ご紹介させていただきます。
まずは施工前の写真から↓
施工前の様子の写真ですが、上の部分(黒くなり下地が露出している部分)の塗膜の剥がれが激しい状態でした。
触ってみると湿気ている事も確認出来ました。
壁より幕板の厚みがあり、出っ張っている為、雨水が一定期間停滞してしまう事で、幕板自体がお水を吸い込んでいる状況でした。
このままで塗装してもいずれ同じ事になってしまうと思い、この様な処理を行いました。
幕板上にコーキングを充填し壁からのお水の影響を幕板自体が受ない様にしました。この様な部分に行うコーキングを三角コーキングと言います。(断面が三角の形になる為です)
これだけでも以前に比べれば、水の影響を受けにくくなったのですが、万全を期す為にさらにこの上にも手を施しました。
先ほどのコーキングの上に板金加工にて金属の板材(水切り)を取り付けていただきました。板金と外壁材の接する部分の上にもさらにコーキングを行い完全防水です。
水切りを付けた事で外壁から垂れた雨水も、幕板に直接当たらない様になりました。
水切りを付けた事で外壁から垂れた雨水も、幕板に直接当たらない様になりました。
色も白から黒に変えてイメージチェンジとなりました。
塗装する事で表面からの吸水も無くなり、今後痛む心配もありません。
幕板の上に関してはコーキング処理・水切り取付けはやはり必要な工事ですので是非ご検討下さい。
痛みが少なくても長持ちさせる為には必要な工事かもしれません。
幕板の痛みが著しく、塗装での修復が困難な場合は幕板交換なども可能ですので、ご参考になればと思います。
痛みが少なくても長持ちさせる為には必要な工事かもしれません。
幕板の痛みが著しく、塗装での修復が困難な場合は幕板交換なども可能ですので、ご参考になればと思います。