外壁の内側が 白アリ・湿気で気がボロボロ…下地の復旧工事!
2015.11.29 その他
この記事を書いた人
管理部 宮下
管理部/2010年入社/前橋市出身 営業部を経て管理部へ。二級施工管理技士の資格を生かし工事着工中のお客様のご自宅へお伺いし品質向上のため中間検査・完了検査を行っています。書道初段の腕前。
こんばんは。ミヤケン宮下です。
なかなか気づきにくい、外壁の劣化について、今回は外壁の内側編です。
なかなか気づきにくい、外壁の劣化について、今回は外壁の内側編です。
先日完了したお客様のお家です。
外壁の一部がフカフカしいている為の修理のご依頼でした。
施工前の写真がこちら ↓ ↓ ↓
一見きれいで非常に状態は良好です。
ただ触って見ると確かにフカフカしています。
下地(木材)が影響している事はすぐに解りました。
現状の外壁を一度剥がし、木下地を直した後に外壁を再度復旧する工事を行う事となりました。
外壁を剥がした状態を見てびっくり!!!!
ある程度は予想してはいましたが想像以上に痛みが進んでいました。
白アリ・水分・湿気で気がボロボロです。これでは外壁材が固定されずフカフカするのも納得です。
さすがにこのまま工事を進める訳にはいきませんので、下地の木(柱・土台)はすべて交換です。
もちろん防腐剤・防蟻剤を塗装してある木材を使用しました。
傷んでしまっている木材は簡単に取り除く事が出来ました。(痛みの激しさが伺えます)
新しい木材を入れ、傷んだ断熱材も新しく交換です。
強固に組まれた木下地により頑丈な壁下地の完成です。
最終的に外壁材を元に戻し完成です。見た目は変わっていませんが、根本の下地の部分は今回の工事で
大幅に改善されました。これでこの先も安心です。
見た目は何ともなくても、悪い部分の状態は必ず表面化してきます。
今回のケースは本当に想定外で、本当の意味でなかなか気づきにくい部分でした。
塗装もそうですがやはり下地が大切です。下地をしっかり行い始めて仕上げを行う意味がある・・・・・・・
そんな事をすごく実感したお家でした。
もっともっと気づきにくい事を今後も沢山発見してこの場で少しでもお伝え出来ればと思います。