前橋市朝日町で雨漏り診断を行いました。
2018.11.01 雨漏り修繕
この記事を書いた人
営業部アフター課 木暮
営業部法人課/2011年入社/前橋市出身 48歳でミヤケンに入社。前職の経験と二級建築士の資格を生かし、建物を細かく確認します。ミヤケンの宴会部長。
今回は、前橋市朝日町のF様邸で雨漏り診断を行いましたので、
その状況をご紹介させていただきます。
お問い合わせをいただいたのは、
以前から雨漏りしていたものの、なかなか業者の見極めができずに
そのままになってしまっていたらしいのですが、
台風24号の大雨で、大量に雨漏りをしてしまったからとのことでした。
ミヤケンにお問い合わせいただいたのは、
思い立った時に、たまたまミヤケンの折り込みチラシが入っていたからだそうです。
ありがとうございます。
ご縁に感謝です。
このF様のように、
「どこの業者に頼んだらいいかわからない」
というお声は、ご対応させていただいたお客様から度々耳にいたします。
自分がお客様の立場に立ってみると確かにそうだなと思います。
お客様はいろいろ試行錯誤して、勇気を出して電話をかけてくださる。
本当にありがとうございます。
さて、F様邸では、まず雨漏りをしているという、
「和室」の状況を見させていただきました。
天井に雨漏りの跡が、シミになって残っています。
このシミの状況から判断すると、
確かに以前から雨漏りしていたと思われます。
特に酷かったのが、この部分とのことです。
調査に伺ったのは台風24号が通った数日後でしたが、
まだ雨水が乾き切っていない感じがしました。
天井の表側でこの状態ですので、
天井裏はもっとひどい状態になっていると予想されます。
天井下の壁には、
ご夫婦やご家族、そして思い出の場所などの
記念に残る写真がパネルにされて飾られていました。
これらのパネルが雨水で濡れてしまうのは、
悲しいですよね。
この雨はどこから侵入しているのか?
次は、屋根の上を調査です。
屋根はこのように、
半分が和瓦、半分が鉄板でした。
元々は全部が和瓦だったのを、増築した時に半分を鉄板にしたとのことでした。
でも、
先ほどの写真で雨漏りがいちばん酷い所が、
写真奥に見える、2階の壁よりも向こう側なんです。
普通は「2階に部屋があるのに何で雨漏りするの?」
となりますよね?
でも雨漏りは、侵入したところと漏れているところが合致しないので、
ひじょうに厄介なんです。
そういう観点から今回の雨漏りの原因は、
下の写真の、
「鉄板屋根の棟板金の浮きによる隙間部分」
と判断いたしました。
棟板金の一部が浮いてしまっています。
棟板金を手で持ち上げると、
パカパカと動きました。
ということは、
「棟板金と鉄板屋根の接合部分がうまく収まっていない」
ということです。
こういった隙間から侵入した雨水は、
低い方へ低い方へ流れていきますので、
その侵入したところを見つけることが非常に重要となります。
こちらのF様邸の工事の状況は、またご紹介させていただきます。
雨漏りでお困りの方(個人、法人は問いません)は、
ミヤケンにお問い合わせください。
お見積もりは無料です。