前橋市にてALCの増し打ち工事を行いました。
2018.05.31 その他
この記事を書いた人
営業部 原田
営業部課長/2014年入社/玉村町出身 息子のように想っていただけるよう見積りから工事お引き渡しまで丁寧に対応します。自他ともに認めるほんわかした性格。サッカー好き。
前橋市にて、ALC外壁材の塗装工事を行っております。
本日は、下地処理の工程で外壁目地・窓周りのコーキング材の増し打ちを行いました。
ALCの外壁材に於いて目地部分の塗膜が割れているか、
目地部分のコーキング材が劣化しているかどうかが非常にポイントになります。
外壁目地の塗膜がひび割れています。
ALC材が施工される際は、ALC板を施工したのちに目地にコーキング材を充填していきます。
その後、表面を塗装で保護していく仕上げとなります。
その為、コーキング材の上に塗膜が乗っている状態です。
コーキング材は、弾力性があり地震などの際に大きく動き
揺れを吸収していきますが、塗膜は硬いものがほとんどで
ｺｰｷﾝｸﾞの動きに追従できず、写真のように塗膜の割れが発生します。
目地の塗膜が割れてしまうと直接紫外線がコーキングにあたるようになります。
そうしますと写真のように内部のコーキング材が亀裂を起こし、
内部に雨水が浸み込むようになっていきます。
そうしますと、ALC材自体には防水性能はございませんので、
外壁材の破損や腐食に繋がります。
増し打ちの施工方法としては、
目地の汚れを除去したのちにプライマー（接着剤）
を塗布していきます。
既存のコーキング材は撤去せずに
目地部分にコーキング材を充填していきます。
この際に、十分に厚みが確保できるよう、たっぷりと
コーキング材を充填します。
その後、表面を整えるのとともに空気を抜いていきます。
こうすることで、後々膨れてきてしまったりすることを無くしていきます。
ALCにおいて、外壁目地のシーリング材を施工することが非常に重要になります。
塗膜が割れている状態で塗装することは、長期的に見ていきますと、
塗膜が同様に割れやすくなってしまう為おススメできません。
ALCのお家では、目地の部分がどのような状態になっているかで
工事内容が大きく変わりますので、ご確認ください。
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